この記事の内容
- スマイルゼミの概要について
- スマイルゼミを幼児(年長)が体験してみたレビュー
- スマイルゼミの先取り学習の効果について
- スマイルゼミの先取り学習がおすすめな点

来年小学生になる子どもに先取り学習をさせたいなあ。個人的にスマイルゼミが気になってるんだけど、年長の子どもでも大丈夫かな……?
先取り学習はうまくいけば効果も大きいって聞くよ!
スマイルゼミを使っているママ友を紹介するね!

この記事の登場人物

自称「通信教育マニア」のタコのお母さん。子どもは3人(小学生以上)
ちょっとおせっかいなのがたまにキズだけど、いろいろな教材を使ってきただけあってとっても詳しい。
顔が広くてママ友がたくさんいるのでいろんな教材のいろんな口コミを知っているよ!
5歳の息子を持つ猫のお母さん。
「子どもが勉強好きだったら中学受験とかもありかなぁ……」とゆるく構えているが……

「先取り学習」とは?小学校入学前にする家庭が増えている!


まず「先取り学習」についてかんたんに説明するね!
最近は「もじ」「かず」などのメニューを行う幼稚園や保育園が多くなってきました。学習の時間を取り入れていない園に通うお子さんでも、幼児教室や習い事などを通じて小学校入学前にある程度の基礎ができている子が増えているようです。
小学校に入学したらクラスのほとんどが読み書きる状態だったら困るよね……
でも仕事があるから教室や習い事は難しいし……

そんな理由から、小学校入学前の「先取り学習」に通信教育教材を利用する方が多いようです。
実際に私の周りのお友達に聞いてみると、子どもが年長さんで小学校に入った時のために先取り学習を始めたという方も何人かいます。
先取り学習ができる通信教材は以下の通り。
- RISU算数・RISUきっず :算数特化の先取り学習用教材(タブレット使用)
- スマイルゼミ:総合(タブレット使用)

「RISU算数・RISUきっずの先取り学習は効果ある?内容は難しい?簡単?」の記事で詳細を解説していますので、ぜひご覧になって下さい。
先取り学習用の通信教育教材として最近注目を集めているのが「スマイルゼミ」です。
スマイルゼミの幼児コースは年中から対象になっているのですが、実際に利用している方からは「幼児コースは簡単すぎる。物足りない」という口コミが上がっているようです。
ただスマイルゼミでは実年齢よりも先のコースを利用することが可能なため、先取り学習目的での利用者からはかなり高い支持を得ているようです。
そのため、スマイルゼミの口コミの中でも特に「先取り学習」として利用している方のコメントを知りたい方が多いのではないでしょうか?
ここでは、スマイルゼミを先取り学習としてりようしているママ友コアラさんから、実際に使ってみた感想、先取り学習の効果、気になる点などを紹介していきます。
口コミ主のプロフ

小学生の長男と5歳の長女(6月生まれ)を持つコアラのお母さん。
マイペースな性格ゆえに、長男の小学校入学後「先取り学習」の存在を知る。

結論からいうと、我が家では先取り学習に効果がありました!
スマイルゼミの「先取り学習」効果に関して、コアラママさんの口コミをまとめると以下のとおり。
スマイルゼミの先取り学習まとめ
- 年長が小学1年の先取りをするのはおすすめ!
- それほど無理なく小学校の先取り学習ができる
- ひらがなや数の練習もあるので安心
- 学力以外にも自信や主体性も身につく
- 無理が出てきた場合はやめる検討も必要
実際に体験した話を総合すると、年長さんであるなら幼児であっても小学校1年の学習には十分ついていけます。
生まれた月やお子様のレベル等によっても先取り学習の効果は異なります
スマイルゼミの基本情報(料金・オプション等)
対象学年 | 小学校1年生~小学校6年生 |
---|---|
受講料金(月額) | 標準コース:3,278円~ 発展コース:3828円~ |
オプション(月額) | 英語プレミアム HOP・STEP:748円 英検コース:3278円 |
タブレット料金 | 9,980円 |
タブレット安心サポート | 3,960円(年額) |
金額は年間一括払い時。金額は税別となります。

幼児コースに関しては下記のまとめ記事を参照してください!
幼児(年長)による「スマイルゼミ先取り学習」体験レビュー
スマイルゼミを選んだ理由は「先取り学習にちょうどよいレベルだったから」

「先取り学習」を知ったのは、長男の小学校入学がきっかけでした
我が家には小学生の長男いるのですが、小学校に上がる前は他のやさしめの教材を使ってました。サボったりせず、楽しんで毎月ワークをこなしていたので満足していたのですが、実際に小学校に入るとクラスメイトはできる子ばっかりだったんです。
ひらがなと数字は当たり前。中にはカタカナも全部書けるという子もいて……それで長男が周りと比べてしまって、勉強に自信をなくしてしまったのです。
できるできないに個人差が出るのは仕方がないとはいえ、私がのんびりしていたばっかりに息子が自信をなくしてしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そのため長女の場合は年長になったタイミングで入学後に自信をなくすことがないように、小学1年生の内容を先取り学習させたいと考えるようになりました。
周辺の幼児教室や習い事なども検討してみたのですが、なかなか先取り学習ができる場所がなくて、最終的にネットの口コミで「スマイルゼミ」の存在を知り、スマイルゼミを娘が年長になったタイミングではじめました。
先取り学習以外でも「スマイルゼミ」を選ぶ理由となったポイントは以下の通り。
口コミ中には「物足りない」「ボリュームが少ない」といった口コミがあったのですが、多くは「実年齢=コース選択」している方のものでした。
我が家の場合は年長の娘の先取り学習が目的だったので「逆にそれくらいがちょうど良いかも」と、むしろ後押しポイントでもありました。
スマイルゼミの悪評・マイナスの意見は以下の記事に詳しくまとめています。

資料請求をすると無料体験会の招待券がもらえたので、娘と一緒に体験会に参加。
体験後、娘の口から「やりたい!」と言ってきたので受講することに決めました。
スマイルゼミで先取り学習した結果「大成功!子どもの学習に対する姿勢が変わった!」

長男のこともあって先取り学習を始めてみようと思いましたが、最初は不安な気持ちの大きかったです。
しかし実際にスマイルゼミで先取り学習を始めてみると、年長の娘にいろいろな変化が起きはじめました。
- 自分専用のタブレットということで夢中になって取り組み始めた
- 自分から自発的に勉強をするようになった。
- 自分に自信を持てるようになった
そもそもスマイルゼミを始めたのは「先取り学習をさせて、周りに遅れをとらないように」という理由でしたが、実際には先取り学習以上に娘の学習に対する姿勢が大きく変わったことの方が大きかったように思います。
それまで「早く勉強しなさい」と声をかけることも多かったですが、最近は自分からタブレットを取り出して自分で勉強するようになりました。
しかも、スマイルゼミはやればやるだけ学習効果もあることを実感できます。当初は正しく書けない字もありましたが、今ではすらすらと書けるようになってきました。
スマイルゼミを始めてからしばらくたちましたが、最近は「周りの子たちよりも先取りしている」ということで、自信にもつながっていると感じます。

スマイルゼミ(小学生コース)のワーク画面を公開

国語のワーク(スマイルゼミ小学1年生コース)
小学校1年生で習う漢字もどんどん覚えていきます。

算数のワーク(スマイルゼミ小学1年生コース)
こちらは時計の針の読み方のワーク。


これは複数のたし算の問題を時間内に解くというタイムトライアルのワークです。

少し頭を使う問題も出てきます。

英語のワーク(スマイルゼミ小学1年生コース)
こちらは標準で学べる英語学習のワーク。


次々と表示されるカードと一緒にタブレットから出る発音に合わせて単語の発音をしていきます。
そしてこちらがオプションの「英語プレミアム・HOPコース」のワークです。



アルファベットの歌が流れ、文字や単語が覚えられるようになっています。
イラストなどと連動して、わかりやすく英語が学ぶことが可能です。

自然のワーク(スマイルゼミ小学1年生コース)

こちらは娘がとても興味を持って学んでいた「とりのすづくり」
家の軒下につばめが巣作りする様子を学べます。




どのワークも楽しくでき、また一度学んだワークは何度でも復習ができるようになっているので、確実に力が付いていることを実感しています。
スマイルゼミのワーク以外の画面
ここからはワーク以外のアプリやゲームなどの画面になります。
スマイルゼミではスターポイントというシステムがあって、このポイントを集めるとアプリやミニゲームを楽しむことができるんです。
こちらは自分だけのアバターを作成できる画面。

毎日勉強したらこのアバターが表彰されるので、半分はこのために頑張ってます(笑)。

イベントもたくさんあって、子どもが飽きない工夫がたくさんあります!
こちらはミニベーム。
画面上で玉を転がして、赤いボタンを押すゲームです。

単純なゲームですが頭の体操になっています。

年長の先取り学習でわかった「スマイルゼミの難易度」

小学校入学前に学力面で備えをしておきたい考えで「先取り学習」を検討しているのであれば、スマイルゼミの難易度的は適切だと感じました。
というのも、ちょうど長男(小学2年生)が算数特化タブレット教材の「RISU算数」をはじめたので、年長の娘にもためしに同じ問題をさせてみたのですが……そちらはちょっとレベル(難易度)が高すぎたようです。
「勉強ができる子どもに育ってほしい」という思いではじめたスマイルゼミの先取り学習でしたが、スマイルゼミを通して娘はそれ以上のことを学んだようです。
- 子どもの主体性
- 学ぶことの楽しさ
- 自信を持ってくれた
勉強ができるようになったということ以上に、勉強する姿勢を学んでくれた事が親としてはとても嬉しいです!

「先取り学習」は賛否両論がありますし、心配もあるかもしれません。
でも、スマイルゼミには子どもが楽しく学べるような工夫や仕組みがたくさんあります。
「先取り学習」を検討している方は、ぜひ一度試してみてほしいです!
スマイルゼミを利用してわかったメリット・デメリット
スマイルゼミを利用して良かったこと・メリット
スマイルゼミで先取り学習をした際、ワーク以外にも何かポイントや良かった点(メリット)は以下のとおりです。
教室と比較すると時間も費用もかからない(コスパが良い)
スマイルゼミはタブレットを利用するので、他の通信教材に比べると料金は高めですが、タブレット1台あれば以下の内容がすべて学べるのは魅力的。(一部オプション)
- 主要教科
- 英語講座
- プログラミング
タブレットさえあればいつでもどこでも勉強できるので、個別に教室に通わせるより時間も圧倒的にかかりません。
自動丸付け機能が便利すぎる(時短)
先取り学習用にタブレット教材を選んで正解と思った大きな理由は自動丸付け機能が付いている点です。

長男には紙教材を使用してきましたが、いちいち解答を見て丸付けをするのは時間もかかるし、神経も使うので実はストレスが半端なかったんです……!
スマイルゼミでは全ての問題が自動丸付け対応になっているので、丸付けのストレスは一切不要!
働いていて1分1秒も惜しいという方は、紙より多少高くなってもタブレット教材をおすすめします。
もう紙教材の丸付けには戻りたくありません……。
専用アプリでやりとりができる
スマイルゼミでは、LINEのようなチャット形式で学習の進捗状況が確認できるようになっています。


子どもの苦手部分も把握できるし、学習が終わらないとゲームで遊べないように設定がされているので安心です。

スマイルゼミを利用してわかった悪い点・デメリット

配信内容の不具合が発生する場合がある
スマイルゼミで学習を開始するときに「学習リスト」が作成されるのですが、このタイミングでフリーズしてしまうことがあります。
再起動すればだいたい解決するので学習に影響はないのですが、1度だけ端末ではなくスマイルゼミ側の不具合で再起動しても直らない事がありました。
このような場合は、サポートセンターに電話すると丁寧に対応してくれるので不便さはあまり感じていません。

タッチペンの先端が摩耗しやすい
標準でついているタッチペンの先端が摩耗しやすいのは若干のマイナスポイント。

タブレットの性質上しかたがないのですが、使い方によっては先端が欠けたりもするので丁寧に扱う必要がありますが、子どもに「丁寧に使って」と言ったところで、持ち方や筆圧などには個人差があるのでペン先の替芯は必要経費と割り切ったほうが良さそうです。
ペンそのものの価格は3,000円程度ですが、替芯なら1本300円ほどで購入できます。

先取りの学年をもとに戻すことはできない
スマイルゼミでは一度申し込むと退会するまでコース(学年)の変更ができない仕様になっています。
今回は「年長さんが小学校入学前に先取り学習をする」というポイントに絞って、スマイルゼミでの先取り学習を紹介したのでそれほど問題は出ないと思いますが、小学校に入学したあともスマイルゼミを続ける場合は特に注意が必要です。
小学校1、2年生の時はそこまで難しい学習内容があるわけではありませんので大きな問題が発生することも少ないのですが、小学3年生あたりから問題のレベルも徐々に高くなっていきます。
幼児期から先取り学習をはじめ、ずっとスマイルゼミを続けていたのに「急に学習についていけなくなった」という子も実際に出ているようです。
スマイルゼミでは受講している学年の変更ができないため、先取りした場合……
- 本来の学年に戻すことはできない
- 本来の学年になるまで休会することもできない
- 希望する際は、一旦解約して再入会する必要がある
- その際は再度タブレット代の支払いが発生する
という問題点が発生することになります。コース変更するために一度退会して再入会すると、上記の通りタブレット代が再度発生し1万円以上の普段が生じます。
先取り学習する場合はついていけなくなったときのことも考えた上で、コースを選ぶようにしましょう
関連記事
小学校入学前の「先取り学習」って効果はあるの?向き不向き・注意点などまとめました(準備中)
まとめ:スマイルゼミ小学生コースを幼児(年長)が先取り学習した体験レビュー
- 年長が小学1年の先取りをするのはおすすめ!
- それほど無理なく小学校の先取り学習ができる
- ひらがなや数の練習もあるので安心
- 学力以外にも自信や主体性も身につく
- 無理が出てきた場合は、やめる検討も必要

レビューや口コミを見ると、スマイルゼミの先取り学習は一定の効果があることがわかりました!
無理のない先取り学習はお子様の自信にも繋がります。
気になる方は「お試し体験」から始めてみましょう!

スマイルゼミは無料で資料請求ができます。
資料請求すると特典をもらえたり、無料体験会に参加できたりと、情報がぐっと増えますよ!
先取り学習なら「RISU算数」もおすすめ!
この記事では「タブレット教材」のスマイルゼミでの先取り学習を実際に使った感想をまとめましたが、タブレットを活用した先取り学習教材は他にもあります。
それはこの記事の冒頭で少し触れた、算数特化のタブレット教材「RISU算数」です。
算数に特化した教材なので、スマイルゼミとの比較が難しいのですが、非常に評判がよい教材です。
「理数に強い子にしたい」「うちの子は数字が好きみたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね!
年長(5歳)向けの通信教育教材ランキングもチェック!
タブレット型教材は親の丸付けなどの負担がなくなりますが、記述力や国語力を伸ばしたいとうい場合はやはり紙タイプの教材の方が有効となります。
以下の「5歳児向け(年長)の幼児通信教育おすすめランキング&比較」の記事では年長向けのおすすめ教材ランキングを解説していますので、ぜひこちらもご覧下さい。

年長向けの学習教材がたくさんあるので、お子さまにぴったりの教材がかならずあるはず!