
そんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 公文は何歳から始めるのがベストか?
- 実際に公文に2歳から通わせた体験談
- 公文の早期教育で先取り学習すれば優秀児になるのか?
- 幼児期に身につけておきたい力とは?

最近TVでもCMをよく見る公文。
「くもん、いくもん♪」のフレーズでもお馴染みですよね。
あなたのご近所にも公文の教室はあるのではないでしょうか。
ところで公文は0歳から始めることができるのを知ってますか?
このサイトを訪問してくれる方からいただいたメールでも、
「公文は何歳から始めるのがいいのでしょうか?」
という質問が届きます。
早ければ早い方が良いのであれば、0歳から始める方がよいのでしょうか?
この質問に答えるために、早速Webアンケートを実施したり、実際に公文教室に通わせてるママ友にインタビューしてみました!
先に結論!公文は何歳から始める?の答えは【5歳から】
結論として、公文を始めるのに最適な年齢は「5歳」です!
その理由は以下の通り
公文は何歳から?結論5歳の理由
- 早期学習は親子に過大なストレスがかかる
- 2歳・3歳の公文の内容は、実は家庭でできる
- 文字や数字に興味が湧くのが5歳
- 友だちと比較し始め学習を進めるのが5歳
- 5歳までの期間は生活習慣などを学ぶのが良い
今回行ったWeb上で行ったアンケートでも圧倒的に5歳から始めるのが最も良いという回答が多かったです。
公文は何歳から?(回答:20人)
このように当サイトでの調査で「公文は何歳から?」の質問の結果、5歳が最も適していると答えた方が多いという結果になりました。
実際に私の回りでも同様に「公文は何歳から?」というをしてみたのですが、今回の結果と同じように「5歳ぐらいで始めるのが一番いい」という意見がやはり多かったです。
今回は代表して、実際に2歳の時に娘さんを公文に入会させて学習をさせている私のママ友にクマちゃんに、その理由や体験談を聞いてみました。


それでは早速本人から体験を教えていただきます。
公文(くもん)は何歳から?:公文を始める年齢のベストは5歳(年長から)!
私の娘は現在6歳。
2歳の時に一度公文に入会し、途中で一旦退会し、現在は再度公文教室で学習しています。
公文入会のきっかけは、公園で知り合ったママ友の子供が、2歳なのにひらがなを読んでいることに衝撃を受けたためでした。

聞けば公文に行っており、「公文は何歳から?」と聞くと、1歳から始めたらしいです。
早速紹介してもらい、一緒の公文教室に通い始めました。
しかし!
公文に通わせたことで私のストレスが増大・爆発し、疲れる毎日を送るようになるという結果を招いてしまったのです。
当然のことながら子どの学力も伸びるどころか、期待したほどの効果も得ることもできません。
うちの子は現在は公文に通っていますが、その間休会をしたり、また再開をしたりをしてきました。
その経験や体験から導き出した「公文は何歳から始めるか?」の答えは、
公文は5歳から始めるべき
ということです。

公文は何歳から?5歳から始めるべき理由1:早期学習は親子に過大なストレスがかかる
公文は何歳から通うべきなのか?
それについてお話をする前に、知らない方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に公文の学習方式について説明します。
教室では先生からその日の課題(1教科につきプリント約10枚)を受け取って、教室内でプリントを学習。
100点になるまで間違いを直しながら勉強し、最後に先生の確認をもらってその日の学習は終わりです。
やらなきゃよかった? 危ない公文式早期教育
上記だけであれば子どもにとってもそこまで苦痛じゃないかもしれません。
ただ、ちょっと親にとっても子どもにとっても面倒なのが「公文は週2回教室で勉強すれば終わりじゃない」ということ。
毎日毎日大量のプリントが宿題として出されるんですが、これが親としてはかなり大変なんです。
1日の宿題の量は1教科プリント約10枚で、表裏なので実質20ページ。
教室で学習する量とほぼ同じ量が宿題として毎日出される感じ。
年齢が小さい子供が自分で宿題をすることは困難ですし、そもそも椅子に座ることがまだクセ付けできていません。
親がつきっきりで教える必要があるのですが、毎日こんな戦いが行われます。
- 嫌がる子どもをイスに座らせる
- プリントをやらせる
- 集中力が続かずイスから脱走
- つかまえて再びイスに座らせる
- 時に大泣き&イヤイヤ…

私はそのたびに怒って、怒って、さらに怒ってとう感じで、もう怒る気力もなくなるくらいでした(笑)。
最後はテレビで
「くもん、いくもん♪」と流れてくると、子どもが泣き出すレベル。
このように公文の早期学習は、親の気力と労力がないと続きません。
親は怒りながら、子供は泣きながら。
こんな状態で公文に通っても身につくわけがありませんし、勉強が好きになるはずがありません。
正直なところ、公文式早期教育は人を選ぶ部分が多く、優秀児であればその後の成長も見込めるかもしれません。
ただ、逆に公文式の早期教育が合わない子も多いですし、先取り学習をすることの弊害なども多いというのが私自身の結論です。
「公文式やらなきゃよかった」
「公文やめてよかった」
などという声をママ友から聞くこともありますが、子どもにとっても親にとっても嫌な思い出として残るだけの可能性が高いのでその点は注意した方がいいでしょう。
公文は何歳から?5歳から始めるべき理由2:2歳・3歳の公文の内容は、家庭でできる
公文は何歳から始めるべきか?
その2つめの理由は「公文の2歳・3歳の学習内容は家庭で学べるものが多い」という事です。
ママ友の子どもがひらがなを読んだことに衝撃を受け、急いで同じ公文式教室に通わせた私ですが、2歳~3歳に習う内容の中には以下のような内容も多く含まれています。
もちろんひらがなの読みなども学習しますが、こんな普段の生活の延長でできそうな学習内容も多いのが実際のところです。
こういった、プリントにクレヨンや鉛筆を使って線を引くだけの学習も結構多いです。
うちの娘はお絵描きが好きだったのですが、自然と鉛筆を持ったり線を書けるようになっていました。

完璧ではないにしろ、日常の延長や遊びでできるようになるものを、お月謝を払って通わせるメリットはあるのか…。
どうせお月謝を払うなら、通っていることで進歩が実感できる方がいいですよね。
これも、あえて2歳、3歳という時期から公文を始めなくても良い理由になります。
公文は何歳から?5歳から始めるべき理由3:文字や数字に興味が湧くのが5歳
公文を何歳から初めるか?
3つめの理由は「子どもが文字や数に興味・関心を持つのが5歳ぐらいの時期だから」というもの。
多くの幼稚園や保育園で、数を教えたり、自分の名前を書けるように教えたりするのは、年中(4歳~5歳)からではないでしょうか?
多くの幼稚園等で年中から文字や数字を教え始めるのは、字や数に興味を持つ年齢が年中だからです。
「自分で本を読みたい」
「自分が食べることができるお菓子の数を数えたい」
など、5歳にもなると文字や数字に興味がわくものです。
好きなもの、興味があるものは、どんどん自分から勉強しますので、比較的多い宿題も嫌がらずにこなすことができるようになります。
うちの子も5歳の時には道路の看板や、お菓子のパッケージを指さして「これ何て読むの?」とよく聞いてきました。

娘は、「読みたい」一心で、小さい頃は全くやらなかった宿題を頑張るようになりました。
無理に勉強を親が無理強いしなくても、5歳ぐらいになれば、物ごとに興味を持って自分から進んで学んでくれるようになっていくものです。

公文は何歳から?5歳から始めるべき理由4:友だちと比較し始めるのが5歳
公文は何歳から始めたらいいのか、4つ目の理由は「子どもが友だちと比較をして、自分ももっとできるようになりたい」と思うのが5歳ぐらいの年頃だからです。
5歳にもなると、お友達と比較することができるようになります。
この時期になると子どもが
お友だちと一緒のことをしたい
お友だちよりもできて嬉しい!
お友だちはできる自分はできなくて悔しい…
という気持ちが芽生えてきます。
うちの娘は前出のお友達と一緒に教室に行きたいと言い出したので、同じ時間帯に行くようになりました。
必然的にその子のやっている内容をみて「わたしもやりたい」と言い、自主的に宿題をするようになり、劇的に進度が早くなったんです。
また、通っていた幼稚園で上手に名前が書けたようで、先生に褒められたことが嬉しかったのか「もっと頑張る!」と言って、さらに頑張るようにもなりました。
加えて公文では、そのレベルを習得したと先生が判断した場合テストを受けることができ、テストに合格するとご褒美をもらえます。
鉛筆や消しゴムやペンなどですが、うちの子はそれがとても嬉しかったみたいです。

公文(くもん)は早期教育で先取り学習すれば優秀児になるの?
「公文の早期教育を受けて、継続して学んでいけば5歳になった時にはかなりの学力の差ができるんじゃ?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそこまでの違いというものは私自身は感じていません。
実際娘は2歳の時からのお友達と一緒に公文に通っていますが、そのお友達との学力の差はほとんど感じていません。
先ほども少しお話しましたが、実は娘が3歳になった時点(入会後半年ほど)で公文を一旦退会しました。
理由は、あまりにも宿題をやらせるのが大変だったからです。
娘は本当に宿題嫌いというか、椅子に座ってジッとすることができない子でした。
公文の宿題は、だいたい1教科で、1日プリント10枚(表裏で実質20ページ)で出されることが普通。
ただそれをこなすことができず、先生に相談して最終的には1日2枚にまで減らしてもらっていました。
しかし
それでもやらない我が子に怒る自分が嫌になったこと
宿題のプリント数が少ないのに、お月謝はそのままであること
家庭で学べる学習内容も多かったこと
そんなモヤモヤした気持ちがあったため、結局退会をして通信教育教材で学習するようになりました。
その後5歳になって「◯◯ちゃんと一緒の公文にいきたい!」と言い出したので再度公文に通うようになったんです。
「小さい頃から通っていた方が、やっぱり子どもの学力は付くの?優秀児になるの?」
と考える方も多いかもしれませんが、実際そこまでの差というものはつきません。
公文は、入塾の際に、どのレベルから始めるのかのテストをします。
2歳時では線を引くことすら難しいですから、始めるレベルは一番下のレベルです。
加えて、本人がやる気を出さなければ、進度も遅くなかなか次のレベルに上がれません。
一方、5歳時でテストを受けると、当然2歳児より上のレベルから始めることができますし、子供のやる気が出るのが5歳ぐらいの年頃ですので、進度も桁違いに早いです。
娘は5歳になって再入会をした際は、あれだけ嫌がっていた宿題を1教科1日プリント20枚(40ページ)やっていました。
通常の倍、私の娘の場合は3歳のときの10倍です。

今は英語の学習もして、単語も覚えてきています。
英語はプリントではなく冊子になっていて、「e-pencil」という鉛筆型の機械を使います。
1冊に約10単元(100ページ)入っていて、個人の進度にもよりますが、1~2回の授業で1単元ずつ進みます。
「e-pencil」を青色の四角い部分にあてると、問題を読んでくれて、単語を発音してくれます。


もちろん個人差もあると思いますが、娘に関して言えば2歳から公文を始めたお友だちと同じ程度のレベルです。
また多少ひいき目に見てるかもしれませんが、年齢の割には考える力や、説明する力がついていると感じています。
勉強するのは親ではなくて子ども本人。
親がいくら頑張っても、子供本人が「くもん、いくもん♪」とならなければ、結局親にも子供も辛いだけです。
中には2歳、3歳から対応できる優秀児がいるかもしれませんが、正直なところそれはほんの一握りの子ども達じゃないかなっていうのが正直なところ。

実際5歳になってから再度公文を始めてからはすごいスピードで娘が成長していってます。
私の出した結論としては、子供が「わたし頑張る!」「ぼく頑張る!」となる年齢、そして親もそれを応援できる年齢に始めるのが公文を始めるタイミング。
多くのお子様の場合、学習に興味を持つのが5歳になると思いますので、このタイミングで公文を始めるのがおすすめです!
お子様によってはそのタイミングが4歳、6歳になる場合もあると思いますので、この辺りはお子様の「やりたい」という気持ちを優先してあげるといいでしょう。
子どもが自ら学習したくなるまでは通信教育を利用するのがおすすめ!
ちなみに私の娘が公文を再開するまでですが、ベネッセの「こどもちゃれんじ」を利用していました。
こどもちゃれんんじに関しましてはこちらの「こどもちゃれんじの口コミ・評判・感想と学習効果・料金について【悪評あり】」に詳細を解説しています。
ぶっちゃけた話をすると子どもが勉強に対する興味ややる気を持つまでは「こどもちゃれんじ」のような通信教育を利用したほうがいいと考えるようになりました。
特に「こどもチャレンジ」の場合はキャラクターを上手に使って楽しく学べるようになってきます。
私の娘の場合、5歳くらいになるとしまじろうのキャラクターに対する興味も少しずつ薄れてきて、それよりも「もっとワークがやりたい!」と言うようになりました。
その時、娘の口から「公文に行きたい」という言葉が出てきたので、再び公文に通うようになりました。
こどもちゃれんじを利用することによって、生活マナー・人に対する思いやり、そして物ごとに興味を持つ気持ちなども学ぶこともできました。
「こどもちゃれんじ」は娘にとってはちょうど良い教材で、この年代の子どもにはこういった子どもに合った教材に出会えるかどうかが重要だと感じます。
ほとんどの通信教育教材では無料で資料請求やお試し体験ができますので、利用してみるといいでしょう。
2歳、3歳、4歳の時期は学習よりもこういった生活に密着した内容や、物ごとに対する興味を持つ心などを育てていった方が、あとからの伸びに繋がっていきます。
そういう点を考えて見ても、公文を始めるタイミングは5歳が最適ということができます。
公文何歳から始める?くもんに2歳から通わせて出した結論は5歳!【体験談】:まとめ
今回は「公文はいつから始めるか?」について、実際に公文の利用した体験談をもとにして解説してきました。
結論としては「公文を始める年齢は5歳がベスト!」ということ。
そしてその理由は以下のとおり。
公文を5歳から始めるべき理由
- 早期学習は親子に過大なストレスがかかる
- 2歳・3歳の公文の内容は、実は家庭でできる
- 文字や数字に興味が湧くのが5歳
- 友だちと比較し始め学習を進めるのが5歳
- 5歳までの期間は生活習慣などを学ぶのが良い
このようになります。
冒頭でも紹介したとおり、実際当サイトで実施したWebアンケートでも「公文は5歳から始めるのが良い」という回答も最も多くありました。
早期教育や早期の先取り学習はハマれば学習効果が高い反面、お子様が勉強嫌いになってしまう可能性も高いため、あまりおすすめはできません。
この時期はそれ以上にお子様の「やりたい!」という気持ちを大事にしてあげることが重要です。
体験談の中にもありましたが、5歳・6歳といった時期までは生活習慣などを学ぶ期間として通信教育教材を利用するのもありでしょう。
通信教育教材に関してはこちらの「難しい幼児通信教育の選び方を徹底解説!レベル別通信教材比較」の記事にて詳細に解説していますので、こちらもぜひご覧になって下さい。
2歳~5歳という時期はお子様が勉強ができるようになることを目的にするより「何かに興味を持って自分で知りたい」という気持ちを持てるかどうかがポイントです。
最近の通信教育教材はそういった、
- 考えることの楽しさ
- 知りたいと思う気持ち
- それを知ったときの楽しさ
こういった内容を学ぶことができる教材が多くなっていますので、ぜひ検討をしてみるといいでしょう。
通信教育教材の中で「考える力(思考力)」の育成に力を入れている教材としては以下が定評がありますので、こちらも参考にしてみて下さい。
思考力特化に力を入れた通信教育
以下の記事でそれぞれの詳細についての解説や口コミ・評判のまとめをしていますので、こちらもご覧下さい。
https://education.yurui-life.com/manabiwith-effect
